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「イチロー彷彿」の大遠投 右翼手の史上5位長距離補殺に米衝撃「キャノォオオオン」

米大リーグで、ドジャースの外野手が驚異の大遠投でファンの度肝を抜いた。右翼ポール際から三塁までノーバウンド送球を演じ、打者走者を刺した。その距離、なんと305フィート(約93メートル)。計測史上5位という大遠投補殺をMLBが動画付きで公開し、「イチローのキャノンを思い出させる」とファンの度肝を抜いている。

ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:AP】
ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:AP】

ド軍ベッツが三塁へ93メートル大遠投、米ファン「イチロー砲を思い出させる」

 米大リーグで、ドジャースの外野手が驚異の大遠投でファンの度肝を抜いた。右翼ポール際から三塁までノーバウンド送球を演じ、打者走者を刺した。その距離、なんと305フィート(約93メートル)。計測史上5位という大遠投補殺をMLBが動画付きで公開し、「イチローのキャノンを思い出させる」とファンの度肝を抜いている。

 この規格外の身体能力こそメジャーの醍醐味だ。主役はドジャースのムーキー・ベッツ外野手。31日(日本時間1日)の敵地ダイヤモンドバックス戦の初回だった。先頭マーテイが右翼線を破る打球を放ち、これに対応したのが右翼手のベッツ。マーテイは二塁を蹴り、三塁を狙っていたが、ベッツが捕球したのは右翼ポール際のファウルゾーン。三塁から最も遠い位置だ。

 しかし、4年連続ゴールドグラブ賞の本領はここからだ。ベッツは右腕をぶん回すと、放たれた白球は糸を引くように伸び、三塁方向に一直線。しかもノーバウンドのまま、三塁手のミットにほぼストライクで収まると、間一髪のタイミングでマーテイをアウトにしてみせたのだ。驚異の大遠投に、実況席も大興奮の様子で超ファインプレーを伝えていた。

 スタットキャストによると、305フィート(約93メートル)を計測し、2015年以降で計測された補殺で史上5番目の大遠投。MLB公式インスタグラムは「信じられないなら、ムーキーのこの送球を見るべし」と実際のシーンを動画付きで公開すると、米ファンからは驚きの声が上がり、続々と反響が寄せられている。

 コメント欄では「キャノン砲の持ち主」「Wow なんという送球! キャノォオオオン」「イチローのキャノンを思い出させる」「驚異のレーザービーム」「凄いプレーだ」「フィールドにミサイル設置させたのは誰だ」「ムーキーの時は走るなよ……」などと続々書き込まれていた。

 ベッツはレッドソックス時代の昨年9月23日のレイズ戦でも三塁へ同距離で補殺を記録しているとあって、「レッドソックスのファンなら、これは悪手だと分かってる」「レッドソックスのファンだから、これ何度も見たわ」との声も上がるなど、さすがの強肩ぶりが改めてクローズアップされていた。

(THE ANSWER編集部)

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