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「犯罪のような投手だ」 大谷翔平斬り右腕の「嫌らしい」変化球に米熱視線

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は31日(日本時間8月1日)、本拠地アストロズ戦に「4番・指名打者」でスタメンしたが、4打数無安打に終わり、3試合連続本塁打はならなかった。一方、完璧に封じ込んだ相手先発のランス・マッカラーズ投手が大谷を三振に斬った変化球に米国で脚光。「嫌らしい変化球だ」「犯罪のような投手だ」と反響を呼んでいる。

アストロズ戦にスタメン出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
アストロズ戦にスタメン出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

大谷を三振に斬ったマッカラーズの投球に「タチが悪い!」の声

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は31日(日本時間8月1日)、本拠地アストロズ戦に「4番・指名打者」でスタメンしたが、4打数無安打に終わり、3試合連続本塁打はならなかった。一方、完璧に封じ込んだ相手先発のランス・マッカラーズ投手が大谷を三振に斬った変化球に米国で脚光。「嫌らしい変化球だ」「犯罪のような投手だ」と反響を呼んでいる。

 2戦連発中の大谷を完璧に封じ込んだ。初回1死一、二塁、カウント1-1からマッカラーズが3球目に投じたのは88マイル(約141キロ)のチェンジアップ。直球と同じ腕の振りから放たれたボールは大谷から逃げるように沈み、空振りを奪った。1-2に追い込み、続けて投じたのは86マイル(約138キロ)のナックルカーブだ。

 今度は手元でストライクゾーンからストンと落ち、ワンバウンドとなったが、大谷のバットは止まらず。空振り三振に斬って取った。続くアップトンを中飛に打ち取り、無失点で切り抜けたマッカラーズ。直後の2回に味方の打線が爆発し、一挙4得点したとあって、流れを切った大谷への投球は価値が大きかった。

 二刀流を斬った絶品の2球について、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られ、現役メジャーリーガーや米メディアからも多数フォローされている名物セレブのロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに動画付きで公開し、「ランス・マッカラーズが投じた88マイルの嫌らしいチェンジアップと86マイルのナックルカーブによる連続空振り」と紹介した。

 目の当たりにした米ファンからも「タチが悪い!」「美しい」「犯罪のようなピッチャー」と称える声が相次いでいた。26歳のマッカラーズは自身初の10勝を挙げた18年オフに右肘を手術。今シーズン復帰し、初登板から2連勝となった。決め球であるナックルカーブを武器に、今季はアストロズの先発の一角として期待できそうだ。

(THE ANSWER編集部)

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