大谷翔平、地面すれすれ“悪球打ち”に米記者も感嘆「どうやったらこのボールを…」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、マリナーズ戦に「4番・指名打者」で先発出場。4回無死一、二塁で迎えた第2打席で右中間へ今季1号3ランを放った。地面すれすれのボール球を芸術的に救い上げた一撃に、米国の記者、解説者らからも絶賛の声が続出している。
今季初の4番で見事な一発、OBは興奮「ショータイムにようこそ!」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、マリナーズ戦に「4番・指名打者」で先発出場。4回無死一、二塁で迎えた第2打席で右中間へ今季1号3ランを放った。地面すれすれのボール球を芸術的にすくい上げた一撃に、米国の記者、解説者らからも絶賛の声が続出している。
地面すれすれの投球を見事に拾い、スタンドまで運んだ。4回無死一、二塁で迎えた第2打席。2ストライクと追い込まれた右腕・ダンの3球目だ。見逃せば完全にボール球という80マイル(約130キロ)カーブを見事にすくいあげた。打球は右中間席へ着弾。322日ぶりの待望の今季第1号は飛距離402フィート(約122.5メートル)の3ランとなった。
今季初の4番に座り、見事に結果を出した大谷の打棒に現地も騒然としている。芸術的な一撃に、ツイッター上では賛辞が相次いでいる。
エンゼルスOBで解説者マーク・グビザ氏は「ショータイムにようこそ! ショウヘイ・オオタニがホームラン! 3ラン! エンゼルスが3-1で逆転」と興奮気味。また米放送局「CBSスポーツ」のダニー・ヴェッティ記者は低めのボール球をはじき返したことに、「どうやったらショウヘイ・オオタニはこのボールを400フィート超(約122メートル)飛ばせるんだ……0-2からのボールを打ち砕き、まるでプロテクト・スイングのようだった」と仰天している。
さらにMLB公式サイトでエンゼルスの番記者を務めるレット・ボリンガー氏も「ショウヘイ・オオタニ、他にも良い兆候」などと復調の気配を伝えている。
被弾したダンも「あの球を打ってくるとは思わなかった」と振り返っていたという大谷の天才的な打撃。さらなる打棒爆発を期待したい。
(THE ANSWER編集部)