マーリンズは17人感染 拡大する新型コロナに米専門家が警鐘「危険な状態に陥るかも」
29日(日本時間30日)、米大リーグ・マーリンズの選手とコーチングスタッフ17人が新型コロナウイルスの陽性反応。これによりマーリンズが予定していた8月2日(同3日)までの全試合が延期に。またマーリンズと26日(同27日)に対戦したフィリーズも31日(日本時間8月1日)までのヤンキース戦が延期となった。現地複数メディアが伝えている。
現状は「中断する必要はない」とも言及
29日(日本時間30日)、米大リーグ・マーリンズの選手とコーチングスタッフ17人が新型コロナウイルスの陽性反応。これによりマーリンズが予定していた8月2日(同3日)までの全試合が延期に。またマーリンズと26日(同27日)に対戦したフィリーズも31日(日本時間8月1日)までのヤンキース戦が延期となった。現地複数メディアが伝えている。
感染が急速に拡大する現状について、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の所長を務めるアンソニー・ファウチ氏は、「シーズンが危険な状態に陥る可能性もある」としたうえで、「中断する必要はない」と述べた。
米放送局「ABC」のテレビ番組「グッド・モーニング・アメリカ」に出演したファウチ氏は、MLBのシーズンが続行できるかとの質問に対し「注視しなければいけません。シーズンが危険な状態に陥る可能性もあります。中断する必要はないと思います。しかし引き続き状況を注視し、一日単位で他のチームの動向を見る必要があります」と回答している。
23日(同24日)に当初よりも4か月遅れで開幕したMLBだが、開幕から1週間経たずに先行きに暗雲が漂ってきた。
(THE ANSWER編集部)