プルシェンコ氏に師事するジリナが見事なジャンプ披露

　ロシアの若きフィギュアスケート選手が仰天ジャンプで見るものを魅了した。12歳のベロニカ・ジリナが練習中に4回転トウループを完璧に成功させた。トリノ五輪金メダリスト、エフゲニー・プルシェンコ氏に師事するジリナが実際にジャンプを決めるシーンを、同アカデミーの公式インスタグラムが公開。ファンからは「素晴らしい！」「とても美しい」と称賛が起きている。

　次々と新たな才能が生まれるロシア。4回転を悠々決めたのは12歳ジリナだ。助走をつけながら後ろ向きにジャンプ。鋭く回転しながら右足で着氷。4回転トウループを美しく成功させた。

　同アカウントが映像を公開すると、海外ファンからは「とても美しい」「素晴らしい!!」「かっこいい！　頑張って！」「WOW すごい」「素晴らしいチームからグッドニュース」などと称賛のコメントが続々。またSNS上の日本のファンも「女子のクオリティではない」「回転早すぎて4回転に見えない」などと驚いているようだ。

　12歳を迎えたばかりのジリナは3月のロシアユース選手権で優勝。以前はエテリ・トゥトベリーゼ氏に師事していたが、5月にアレクサンドラ・トルソワらと共にプルシェンコ氏のもとへと電撃移籍したことでも話題を呼んでいた。