マウンド上で殴り合い 3年前の“衝撃大乱闘”に米騒然「このメット投げはひどい」
米大リーグ(MLB)は23日(日本時間24日)に開幕する。待望の開幕を1週間後に控え、米メディアは過去の大乱闘シーンに再脚光。2017年、ナショナルズ(当時)のブライス・ハーパー外野手がマウンドに駆け上がり、相手投手に殴りかかるシーンに米ファンは再び衝撃を受けている。
ハーパーvsストリックランド…2017年に起きた大乱闘に再脚光
米大リーグ(MLB)は23日(日本時間24日)に開幕する。待望の開幕を1週間後に控え、米メディアは過去の大乱闘シーンに再脚光。2017年、ナショナルズ(当時)のブライス・ハーパー外野手がマウンドに駆け上がり、相手投手に殴りかかるシーンに米ファンは再び衝撃を受けている。
大リーグ史に残る大乱闘だ。2017年の5月29日、ナショナルズとジャイアンツの一戦だった。8回、2死走者なしの場面で打席に立ったハーパーは、ジャイアンツの2番手ストリックランドと対峙。右腕が投じた初球の98マイル(約158キロ)がハーパーの腰を直撃した。
すると怒りに火が付いたハーパー。ストリックランドに向けて突きだしたバットを投げ捨てると、マウンドに向かって歩きながらヘルメットを脱ぎ、勢いよく投げつけ同時に突進した。
マウンド上のストリックランドも、ハーパーが歩き出した途端にグラブを投げ捨て応戦の構え。ハーパーに掴みかかると、両者は右フックの応酬を始めた。制止しようとした両チームのナインが入り乱れ大乱闘へと発展した。
混乱の中から引きずり出されたハーパーは納得できない様子だったが、一方のストリックランドも3人に羽交い締めにされ、怒りが収まらないよう。ヒートアップした2人には出場停止処分と罰金が科された。