カシメロ「イノウエでなければ、RWかJMだ」 相手候補も呼応「オレは準備万端だ!」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、WBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦が新型コロナウイルスの影響で延期状態となっている。試合日が発表されていない現状で、米国で5か月間合宿を続けているカシメロは井上戦が実現しない場合の対戦相手候補2人を予告。これに相手も応じるなど、異例の展開となっている。
井上以外の対戦相手候補2人を予告、マロニーは即座に反応
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、WBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦が新型コロナウイルスの影響で延期状態となっている。試合日が発表されていない現状で、米国で5か月間合宿を続けているカシメロは井上戦が実現しない場合の対戦相手候補2人を予告。これに相手も応じるなど、異例の展開となっている。
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2月に米フロリダ州で合宿をスタートさせているカシメロ。新型コロナウイルスのパンデミックで、4月25日にラスベガスで予定されていた3団体統一戦は延期に。WBO王者はフィリピンで待つ家族に会うために帰国することを一時ほのめかすなど、ホームシック状態であることなども伝えられていた。
そんな状況でカシメロはツイッターを更新。「もしも、イノウエでなければ、RWかJMだ」とし、井上戦が実現しない場合の対戦相手をイニシャルを記している。
「RW」は元WBAスーパー王者のルーシー・ウォーレン(米国)と見られるが、一方の「JM」はこのツイートに反応。WBO1位のジェイソン・マロニー(オーストラリア)だったようだ。「オレは準備万端だ! 世界ランク1位で、ウォーレンはランクにすら入っていない。ファンに最高の試合を与えようじゃないか!」とつぶやいている。
井上の優勝で閉幕したワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級大会、初戦でエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に判定負けを喫していたマロニーだが、カシメロ本人に世界戦を猛アピール。井上との3団体統一戦に割って入ろうとしているようだ。
この両者のやり取りにフィリピンメディア「インクワイアー」も反応。「対戦候補1番手のジェイソン・マロニーはカシメロ戦を望んでいる」との見出しで報じ、「ナオヤ・イノウエとの統一戦が未だ実現できていないジョンリエル・カシメロは、他の可能性のある対戦相手についてほのめかした。強打のフィリピン人はイノウエ戦が実現しない場合の対戦候補のヒントをファンに与えた」とツイッター上のやりとりを紹介している。
(THE ANSWER編集部)