新型コロナ禍で直面 スポーツの“もう一つの危機”を「100円」で救う方法
一つではない応援のカタチ、100円からスポーツを支える「スポーツくじ」
こうした価値を理解した上で、スポーツくじの「いま」を見つめると、ファンの支えが必要になってくる。
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新型コロナウイルス感染拡大により、対象となっていたJリーグや欧州リーグが中断となり、スポーツくじの販売も3月から中止。これにより、2年ぶりに1000億円突破が視野に入っていた2019年度の売り上げは約938億円にとどまった。新年度となる4、5月も中止は続き、売り上げはゼロ。年間の売り上げから換算すれば、100億円近く減ることも考えられる。
この状況が続けば、助成金が減ることになり、スポーツを下支えする環境に影響が出ることも予想される。こうした中で、ドイツ・ブンデスリーガの再開により、5月23日からくじの販売も合わせて再開。すでにJ2、3が開幕、J1が再開するJリーグもくじが買えるようになった。
スポーツくじを買うことで、スポーツを応援する一つの形になる。やがて、日本のあちこちのスタジアムに歓声が戻るだろう。しかし、100円からスポーツを支えることができる「スポーツくじ」も、忘れてはいけない“エール”だ。
(THE ANSWER編集部)