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40歳伊達公子が女王と死闘 ウィンブルドン名場面にWTA選出「コートは衝撃で沈黙」

WTA公式サイトは1日(日本時間2日)、ウィンブルドンの2回戦名場面トップ8を紹介。テニスの女子シングルス元世界ランク4位・伊達公子氏が、2011年にビーナス・ウィリアムズ氏(米国)と繰り広げた激戦が選出された。試合後に2人ががっちりと握手を交わす写真も掲載されている。

現役時代の伊達公子氏【写真:Getty Images】
現役時代の伊達公子氏【写真:Getty Images】

ウィンブルドン2回戦名場面トップ8、2011年の伊達公子VSビーナス選出

 WTA公式サイトは1日(日本時間2日)、ウィンブルドンの2回戦名場面トップ8を紹介。テニスの女子シングルス元世界ランク4位・伊達公子氏が、2011年にビーナス・ウィリアムズ氏(米国)と繰り広げた激戦が選出された。試合後に2人ががっちりと握手を交わす写真も掲載されている。

 WTAは「ビーナス、ナブラチロワ、ダテらが2回戦の名場面で時計の針を巻き戻す」と題した記事を掲載した。過去20年間のウィンブルドン2回戦名場面トップ8を、年代順に紹介。2011年に行われたビーナス対伊達の試合では「センターコートは衝撃による沈黙に包まれた」と、伊達のパフォーマンスが驚異的であったことを強調した。

 当時40歳だった伊達は、31歳で5度のウィンブルドン優勝を誇る“女王”ビーナスから、タイブレークの末に7(6)-6で第1セット(S)を先取。しかし、第2Sを3-6で奪われると、第3Sも激闘の末に6-8で惜敗。同記事は、3時間近い「壮絶な戦い」を終えた両者に、会場からスタンディングオベーションが送られたことも紹介した。

 この試合で1996年の準決勝以来、15年ぶりにウィンブルドンのセンターコートに立った伊達。年齢が9歳も離れたトップ選手を相手に見せた奮闘は、今でも多くのファンの心に残っているのだろう。

(THE ANSWER編集部)

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