本田真凜、ミス挽回できず 海外解説者も驚き「自信が揺らいだようだった」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダは27日(日本時間28日)、女子ショートプログラム(SP)で本田真凜(関大高)は転倒などミスが響き、52.60点で12人中10位。ほろ苦のGPデビューとなり、大会を中継したIOC運営の五輪専門チャンネル「オリンピックチャンネル」の解説者は「シニアでのスタートは望んだ形ではないものになった」と言及している。
12人中10位、ほろ苦のGPデビュー…海外解説者「望んだ形ではないものに」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダは27日(日本時間28日)、女子ショートプログラム(SP)で本田真凜(関大高)は転倒などミスが響き、52.60点で12人中10位。ほろ苦のGPデビューとなり、大会を中継したIOC運営の五輪専門チャンネル「オリンピックチャンネル」の解説者は「シニアでのスタートは望んだ形ではないものになった」と言及している。
本田は公式戦で初披露した新プログラム「ザ・ギビング」で挑んだが、連続ジャンプの3回転トーループで転倒。ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)も抜けるなど、序盤のミスを引きずった。52.60点とスコアを伸ばせず、12人中10位と不本意な結果になった。
中継した「オリンピックチャンネル」では演技後、解説者は「アクセルに関しては残念です。本田にとって、シニアレベルのスタートは望んだ形ではないものとなりました」と紹介した。
「ポテンシャルはあります。氷上での美しさと優雅さ」と能力を評価しながら「3回転―3回転の後、挽回ができませんでした。自信が揺らいだようですね」と言及している。
9月のシニアデビュー戦となったUSクラシックは圧巻のVデビューを飾っていた。米NBCスポーツも10位と出遅れながら、SPを振り返った特集の中で本田に言及。注目度は高かったが、結果を残すことはできなかった。
それでも、ポテンシャルは評価されている16歳。フリーでは本領を発揮し、巻き返すことはできるか。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer