大谷翔平らを生んだ高校野球 米放送局が特番で注目「砂を生涯の宝物として集める」
甲子園球場で8月10日に開幕予定だった第102回全国高校野球選手権大会は、新型コロナウイルスの影響で中止となった。大谷翔平投手らを輩出した日本の高校野球について、米スポーツ専門局「ESPN」が注目。29日(日本時間30日)に放送されたドキュメンタリー特番にあわせて記事を掲載している。
米ESPNがドキュメンタリー放送にあわせて記事を掲載
甲子園球場で8月10日に開幕予定だった第102回全国高校野球選手権大会は、新型コロナウイルスの影響で中止となった。大谷翔平投手らを輩出した日本の高校野球について、米スポーツ専門局「ESPN」が注目。29日(日本時間30日)に放送されたドキュメンタリー特番にあわせて記事を掲載している。
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同局は「ショウヘイ・オオタニやユウセイ・キクチなどのスターを生んだ大会の新しい野球のドキュメンタリー映像」と見出しを打って記事を掲載。放送されたドキュメンタリー番組について紹介している。
記事では「日本のどの球場のグラウンドも神聖なものとして見なされている。試合前には高校生の選手たちは集まり、ベンチの前に一列に並んでお辞儀をする。これは球場を提供してくれたことへの感謝を意味するのだ」と紹介。甲子園独自の文化をこう続けて記載している。
「甲子園は国民的英雄を生み出す。しかし、この大会は1回負けたら終わりのシステムで、敗退した選手たちは、甲子園の砂を生涯の宝物として集める。ほとんどの選手たちは涙を流しながらこの砂をすくう」