“救援”前田健太の71球 6試合連続0封…「完全神話」崩れても、その成績がスゴイ
打者20人のうち19人が右打者、1イニングあたり11.2球も高い奪三振率
【ワールドシリーズ・アストロズ戦】
★第2戦 0-1の5回から2番手
1番スプリンガー 中飛
2番ブレグマン 左直
3番アルトゥーベ 右邪飛
4番コレア 左前安
5番グリエル 捕邪飛
1回1/3 球数25 打者5 被安打1 奪三振0 失点0
通算6試合で2勝0敗。投球内容は6回1/3、球数71、被安打1、奪三振7、無失点。防御率0.00は変わらず、打者20人のうち19人が右打者で、ほぼ完璧に抑えている。1イニングあたり球数は11.2球と少ないながら、イニング数を上回る7奪三振。いかにストライクゾーンで勝負しながら、圧倒しているかが伺い知れる。
両軍8本の本塁打が飛び交った試合は延長の末に敗れはしたが、まだ1勝1敗。前田も「完全神話」こそ崩れたが、依然として投球は輝き続けている。ダルビッシュが先発する第3戦以降も、仕事はまだまだありそうだ。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer