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清宮抽選、ソフトBは残り物に福? 2巡目はロッテから…ドラフトのカギ握る“順番”

NPBのプロ野球ドラフト会議が今日26日、午後5時からグランドプリンスホテル新高輪で行われる。高校通算111本塁打を放った早実・清宮幸太郎内野手が大注目を浴びるが、ファンにとって事前に理解しておきたいのが、希望選手の選択順だ。2巡目以降に加え、清宮で競合した場合の抽選順も事前に決まっている。

ドラフト左右するウェーバー制、事前に理解しておきたい「抽選&選択順」は?

 NPBのプロ野球ドラフト会議が今日26日、午後5時からグランドプリンスホテル新高輪で行われる。高校通算111本塁打を放った早実・清宮幸太郎内野手が大注目を浴びるが、ファンにとって事前に理解しておきたいのが、希望選手の選択順だ。2巡目以降に加え、清宮で競合した場合の抽選順も事前に決まっている。

 まず、1巡目は「入札抽選」で行われる。全球団が希望する選手名を同時に提出し、単独の場合は交渉権が確定。重複した場合は抽選が行われる。毎年、悲喜こもごものドラマが起こるクジ引き。注目したいのは抽選順だ。「球団順位の逆順(ウェーバー方式)」と規定されており、今季の交流戦で勝ち越して優先権を持つパ・リーグの下位から順にクジを引く。

 今年、競合が確実となっているのが清宮。前日までにソフトバンク、阪神、ヤクルトが1位指名を公表したが、仮に3球団だけの例で言うと、セ6位のヤクルト→セ2位の阪神→パ1位のソフトバンクの順になる。

 ウェーバー順で最後になるセ1位の広島は、すでに広陵・中村奨成捕手の指名を公表しており、ソフトバンクは他にどれだけ指名球団が増えても“残り物に福”を信じて最後に残った1枚を引くことになりそうだ。

 ちなみに、運命の「選択希望選手」の読み上げもロッテからになる。

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