WBC王者フューリーが50年以上前に撮られたモハメド・アリの写真を掲載

　ボクシングのWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー（英国）がツイッターを更新。50年以上前に撮影された伝説のモハメド・アリ（米国）と、自身が今年2月に戦ったデオンテイ・ワイルダー（米国）をキャンバスに沈めた印象的なシーンが撮影された2枚の写真を並べて投稿。伝説のヘビー級王者に敬意を示し、反響を呼んでいる。

　ヘビー級における歴史上の伝説王者と現代の最強王者が並んだ。フューリーが掲載したのは2枚の写真。左側は白のボクサーパンツのアリが鬼の形相でキャンバスに大の字で倒れた相手を見下ろす様子、右側はフューリーが同じように倒れたワイルダーを見下ろす様子。どちらもモノクロになっており、そっくりな構図となっている。

　フューリーは「50年以上前に撮影されたこの偉大なるモハメド・アリに敬意を表して。内側から滲み出る偉大さがある」とリスペクトを込め、写真を公開した。

　ファンからは「それぞれの世代のレジェンドだ」「あなたたち2人とも、ボクシング界の偉大な象徴的存在だ！」「アンソニー・ジョシュアとの対決でもこの写真が見られるか楽しみだ」「2枚の偉大な写真だ」「燦燦と輝いている！」「2人の王者だ」「本当に華々しい光景だ」などと反響が寄せられていた。

　フューリーは3団体王者アンソニー・ジョシュア（英国）と来年に2試合戦うことに合意したと海外メディアに報じられている。敬愛するヘビー級のレジェンド、アリに近づくべく、歴史に残るKOシーンをあとどれだけ残せるだろうか。