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清宮大人気で裏かく球団も… ドラフト会議“戦略の妙” 一本釣り候補は誰?

NPBのプロ野球ドラフト会議まで、あと3日に迫った。今年は早実・清宮幸太郎内野手に何球団が競合するかに大きな注目が集まっているが、超目玉がいる年こそおもしろいのが、一本釣りに動く球団だ。

清宮は競合必至、田嶋も…人気選手の裏で単独指名しやすい状況に、ねらい目は誰?

 NPBのプロ野球ドラフト会議まで、あと3日に迫った。今年は早実・清宮幸太郎内野手に何球団が競合するかに大きな注目が集まっているが、超目玉がいる年こそおもしろいのが、一本釣りに動く球団だ。人気選手の影で実力選手をクジ引きなしで指名できれば、おいしい話だ。ドラフト会議の“戦略の妙”ともいえる候補に今年、挙がる選手は誰なのか。

 まず、競合候補を整理する。筆頭は早実・清宮だ。高校通算111発のスラッガーは、すでに阪神とヤクルトが1位指名を公言。そのほか、「その年のNO1選手の獲りにいく」との方針を掲げる日本ハム、早実の大先輩にあたる王貞治氏が球団会長を務めるソフトバンクなどが指名の可能性がある。当初は10球団程度指名が予想されていたが、5~6球団に落ち着くのではないか。

 こちらも競合有力といわれるのが、JR東日本・田嶋大樹投手だ。最速152キロを誇る左腕。社会人NO1投手といわれ、即戦力で1年目から2桁勝利を狙える実力を持つ。オリックス、DeNAなど、即戦力投手の獲得を目指す球団で競合する可能性が高い。この2人は、ほぼ間違いなくクジ引きとなるだろう。

 以下が一本釣りの可能性のある選手だ。まず、広陵・中村奨成捕手は地元・広島が1位指名を明言。早い段階で明言することで他球団をけん制させ、単独指名を狙う理由も当然あるだろう。今夏の甲子園で大会新の6本塁打を放った逸材だけに、クジ引き必至で指名する球団は現れるのか。

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