メドベージェワ陣営、ロシアの五輪参加禁止問題に反発「本当にアンフェア」
チェンは対戦を熱望「ぜひ出場して」、メド陣営は「彼女はドーピングと何の関係もない」
「僕が大切にしているのはフェアなスポーツ、クリーンなスポーツだ」と話した上で「今もぜひ出場してほしいと思っているよ、彼らがいないのは変だからね」とロシアのライバルたちと五輪で戦うことを望んでいる。
なかでも、フィギュア界で大きな注目されるのが、メドベージェワだ。記事によると、これまでもドーピング検査はほかの選手同様に行われてきたといい、陣営の話では大会ごとに加え、それ以外に年5、6回、つい先週も実施されたという。
他競技の不正がフィギュア界も含めたロシア全体に議論が及んでいることについて、コーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏は「本当にアンフェアだわ。彼女はドーピングと何の関係もない」と力説し、「4年を奪い去るなんて、それは人生を奪うのと同じよ」と声を上げたという。
また、羽生らを指導しているブライアン・オーサー氏は憤っているという。「それについては怒っているんだ。どんな世界イベントも、全国参加じゃなければ、同じとは思えない。ロシアを参加させよう、クリーンである限り。ともに生きなければならないんだ、オリンピックの後もずっとね」と話したことを紹介している。
強国ロシアとともに平昌五輪のリンクでフェアな戦いを――。自国のみならず、他国も含めた多くの関係者が、そう願っている。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer