なぜ、彼は右に回ったのか 超人遊撃手の曲芸的“逆回転スロー”に米熱狂
米大リーグのリーグ優勝決定シリーズで、負けたら敗退の崖っぷちで超人遊撃手が曲芸的な“逆回転スロー”から華麗な「6-4-3」の併殺を完成。初回から美技で流れをもたらした超ファインプレーを球団公式ツイッターが動画付きで紹介すると、ファンに熱狂が広がっている。
負けたら敗戦のアストロズ遊撃手コレアが初回に華麗すぎる併殺でピンチ脱出
米大リーグのリーグ優勝決定シリーズで、負けたら敗退の崖っぷちで超人遊撃手が曲芸的な“逆回転スロー”から華麗な「6-4-3」の併殺を完成。初回から美技で流れをもたらした超ファインプレーを球団公式ツイッターが動画付きで紹介すると、ファンに熱狂が広がっている。
一瞬にして、クルッと回転した。目にも止まらぬ、しかし、正確で美しいプレーを演じたのは、アストロズの遊撃手、カルロス・コレア内野手だ。
20日(日本時間21日)、2勝3敗で迎えたヤンキースとの第6戦。負ければ敗退の一戦、初回先頭から先発バーランダーが安打を許した。嫌な立ち上がり。続いて迎えた超新星ジャッジに対し、投じた3球目を捉えられた。打球は三遊間へ。これに反応したのが、コレアだった。
三塁方向へ足元から滑り込んで鮮やかに捕球。ところが、次の瞬間、驚きのプレーを見せる。そのまま右回転でクルッと反転すると同時に飛び上がり、両足を広げてバランスを取るようにして二塁へジャンピングスロー。二塁手アルトゥーベが素早く一塁に転送し、「6-4-3」の併殺を完成させた。