「UFC250」バンタム級で25歳オマリーが114秒KO勝ち、うつろになった敗者の目は…

　米最大の総合格闘技「UFC」は6日（日本時間7日）、ネバダ州ラスベガスで「UFC250」を開催。バンタム級ではショーン・オマリーが元WEC王者エディ・ワインランド（ともに米国）に初回1分54秒でKO勝ちした。わずか114秒で相手を沈めた強烈右ストレートの動画を米メディアがツイッターで公開。「相手は一撃で眠った」と記すと、ファンからは「次世代のスター」などと反響が集まっている。

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　元王者を仕留めた。初回、虹色ドレッドヘアのオマリーが踏み込んだ。強烈な右ストレートがワインランドの顎にヒット。意識が飛んだかのように背中から倒れ、起き上がれない。目がうつろとなったワインランドにレフェリーが駆け寄り、開始からわずか114秒でオマリーのKO勝ちが決まった。勝者はドヤ顔で悠々と歩いている。

　米スポーツ専門メディア「ジ・アクションネットワーク」は、ツイッターで決定的瞬間の動画を公開。米メディア「ヤードバーカー」も公式ツイッターで「ショーン・オマリーの一撃でエディ・ワインランドは眠ってしまった」とKOシーンに言及。投稿には「彼はいつか王者になるだろう」「まじかよ」「オマリーは次世代のUFCのスター」「オマリー劇場にようこそ」「嘘だろ……」「楽々勝利だ」などコメントが相次いだ。

　バンタム級で期待されている25歳のオマリーは、これで2015年の総合格闘技デビューから12連勝。UFC軽量級の前身団体WECの元世界バンタム級王者を圧倒し、強さを増しているようだ。