タイソンを引退に追い込んだ男が明かす衝撃の秘話 「俺の乳首を噛もうとしていた」
15年前を回想「とても強いパンチを打ってきたことを覚えている」
タイソンを破ったのは15年前。マクブライドは当時32歳だった。タイソンはキャリアの晩年で全盛期からは程遠かったが、それでも戦前の下馬評はタイソンの圧倒的有利。しかし結果はマクブライドが6回TKOで勝利したのだ。
当時を回想し、「あの日のことについては第6ラウンドにタイソンがとても強いパンチを打ってきたことを覚えている。自分の頭の中で妖精がドラムを叩いているような感覚になった。そしてしばらくして、胸元に違和感を覚えたんだ。そうしたらタイソンが俺の乳首を噛もうとしていた。『神様、マウスピースを差していてくれてありがとう』と思ったさ。俺はあやうく、乳首が1つしかないアイルランド人になるところだった」と衝撃の秘話を明かしている。
耳をかみちぎられたイベンダー・ホリフィールド(米国)のように、マクブライドも乳首をかみちぎられるところだったというのだ。
タイソンはこの試合を最後に現役を引退。マクブライドもこの試合の後は8試合で2勝6敗と負け越しひっそりとグラブを吊るした。あれから15年、伝説の男が上がるリングをマクブライドも楽しみにしていることだろう。
(THE ANSWER編集部)