【甦るラグビーW杯】日本ファン、勝利後の“客席ごみ拾いの輪”に海外称賛「地球上で最もナイスな国」
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。日本が元気を失いかけている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレーバックする。今回は、9月20日のロシアとの開幕戦(東京スタジアム)後に日本人ファンが客席のごみ拾いをする様子だ。「ラグビーの母国」の英国メディアが動画付きで公開し「地球上で最もナイスな国の一つ」と海外ファンの熱視線を集めていた。
新型コロナ禍の今こそ「ONE TEAM」に―ラグビーW杯の名珍場面を連日回想
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。日本が元気を失いかけている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレーバックする。今回は、9月20日のロシアとの開幕戦(東京スタジアム)後に日本人ファンが客席のごみ拾いをする様子だ。「ラグビーの母国」の英国メディアが動画付きで公開し「地球上で最もナイスな国の一つ」と海外ファンの熱視線を集めていた。
グラウンドで戦う選手と同様にファンも日本人らしさを示していた。英放送局「ITV」ラグビー版公式ツイッターが公開したのは1本の動画だった。ロシア戦後の客席、日本代表のユニホームを着た男性ファンは透明のポリ袋を持ち、他のファンのゴミを回収。また、その近くの席でも別の男性ファンがポリ袋を席に置き、ゴミを集めている様子だ。
日本はロシアに快勝し、会場に熱狂を呼んだが、自主的にゴミを回収しているファンがいたようだ。投稿では「アメージング。日本のファンがスタジアムに残されたゴミを拾う」と題して英ファンに紹介。すると、そんな様子を目の当たりにしたフォロワーから続々と称賛の声が上がっていた。
「あらゆるものに対して敬意と誇りを持つというのは、こういうこと」
「誰もが日本人から学ぶことがある#respect」
「選手もロッカールームを綺麗にしているよね…使う前と同じ状態にしていく!」
「地球上で最もナイスな国の一つ」
「彼らのこの行動、大好きだ」
他競技でも同様の行為で称賛を浴びたことのある日本人ファン。ラグビーファンも海外大会でなくとも、母国の競技場を綺麗にして去ろうとしていた。そんな日本人らしさの広がりは、海外において興味の対象のようだった。
(THE ANSWER編集部)