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打者ダルビッシュ、歴史的“魂の押し出し”に絶賛の嵐「やってくれるぜ、ユウ」

米大リーグのナ・リーグ優勝決定シリーズは17日(日本時間18日)、ドジャースのダルビッシュ有投手が敵地カブス第3戦に先発。6回1/3を6安打7奪三振1失点の好投でポストシーズン2勝目を挙げた。圧巻の投球のみならず、打席でも魅了。6回に2死満塁から押し出し四球を選び、自身ポストシーズン初打点を記録した。再三、バントの構えを見せるなど、揺さぶって奪った“魂の押し出し”を現地メディアが動画付きで紹介するなど、全米で大きな話題を呼んでいる。

好投でPS2勝目も…打席で投手PS40年ぶり押し出し、揺さぶり&バット投げが米話題

 米大リーグのナ・リーグ優勝決定シリーズは17日(日本時間18日)、ドジャースのダルビッシュ有投手が敵地カブス第3戦に先発。6回1/3を6安打7奪三振1失点の好投でポストシーズン2勝目を挙げた。圧巻の投球のみならず、打席でも魅了。6回に2死満塁から押し出し四球を選び、自身ポストシーズン初打点を記録した。最後はバントの構えを見せるなど、揺さぶって奪った“魂の押し出し”を現地メディアが動画付きで紹介するなど、全米で大きな話題を呼んでいる。

 こんなダルビッシュ見たことない。

 3-1で迎えた6回2死満塁。千載一遇の追加点のチャンスで回ってきたダルビッシュの打席で、デーブ・ロバーツ監督は代打のカードを切らなかった。1失点好投を演じていた右腕とダグアウトで短く会話を交わすと、そのまま打席に送り込んだ。マウンドのエドワーズ・ジュニアにとっては抑えて当たり前の状況。これが力みを呼んだのか、右腕はコントロールを失った。

 バントの構えを見せてくる右打席の背番号21に対し、投じた直球は3球連続で高めに浮き、ストライクゾーンを外れた。本拠地は不穏な空気が漂う。そして――。最後もバントの構えを咄嗟に引いて揺さぶったダルビッシュ。ど真ん中に構えていた捕手に対し、外角低めに投げ込んだが、球審の右腕は上がらず。なんと1球もストライクが入らず、痛恨の押し出し四球となった。

 執念の押し出しを勝ち取ったダルビッシュは右手でガッツポーズ。さらに雄たけびを上げると、歩き出した際にバットをグラウンドに叩きつけ、自身のポストシーズン初打点を記録。自らを助ける追加点に感情を高ぶらせた。

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