美技? 誤審? 「小さな巨人」の反転スロー リプレー検証も“微妙判定”に米論争
米大リーグの優勝決定シリーズで、二塁手がゴロをダイビング捕球の末に一塁送球し、一度はセーフと判定されながら、リプレー検証の末にアウトに判定が覆るシーンが発生。一躍、スーパープレーとなったが、MLB公式ツイッターが動画を紹介すると、実際には一塁手の足がベースが離れているのではないかと、ファンに“論争”を呼んでいる。
アルトゥーベがスーパープレー、判定はセーフ→リプレー検証でアウトも…ファンの声は?
米大リーグの優勝決定シリーズで、二塁手がゴロをダイビング捕球の末に一塁送球し、一度はセーフと判定されながら、リプレー検証の末にアウトに判定が覆るシーンが発生。一躍、スーパープレーとなったが、MLB公式ツイッターが動画を紹介すると、実際には一塁手の足がベースが離れているのではないかと、ファンに“論争”を呼んでいる。
美技か、誤審か――。問題のシーンが発生したのは、16日(日本時間17日)の優勝決定シリーズ第3戦のヤンキース―アストロズ戦だった。
ヤンキースが3-0でリードした迎えた4回1死一塁の攻撃。打者グレゴリアスは二塁左へ痛烈なゴロを放った。これにアストロズの「小さな巨人」と言われる二塁の名手アルトゥーベが豪快に飛び込んで好捕。そして、立膝を突いたまま体をひねって、一塁に反転スローを投じた。
一塁手ゴンザレスが体全体で懸命に左腕を伸ばしてキャッチ。タイミングはアウト、ファインプレーかと思いきや、一塁塁審は一塁手の足が離れていたとしてセーフの判断を下した。惜しくも美技ならず。ただ、これで展開は終わらなかった。際どいプレーにより、リプレー検証を実施。そして、審判団の競技の結果、判定は覆ってアウトがコールされたのだ。