井上尚弥との「5・17」は思い出の日 リング誌記者が1年前の“秘蔵写真”で回想
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦を控えている。米ボクシング専門誌「ザ・リング」の名物コラムニストは5月17日を自身にとっての“モンスター記念日”と紹介している。その理由とは――。
英在住の記者がスコットランドでの思い出回想「お気に入りのファイターに…」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦を控えている。米ボクシング専門誌「ザ・リング」の名物コラムニストは5月17日を自身にとっての“モンスター記念日”と紹介している。その理由とは――。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
5月17日深夜、ジムで腕を組んだモンスターにレコーダーを向ける写真を自身のツイッターで公開したのはリング誌のトム・グレイ記者だった。
「1年前のこの日、私にとってボクシング界でお気に入りのファイターにインタビューした」
1年前の5月17日と言えば、英スコットランドのグラスゴーの「SSE Hydro」でワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝で前IBF世界王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対峙する前日だった。リング誌のベルトもかけられた無敗同士の一戦は、事実上の決勝戦とも目されていた。
英国在住のグレイ氏は「ザ・モンスターはエマヌエル・ロドリゲスとのリングマガジンとIBFバンタム級タイトルマッチに向け、絞っていた」とグラスゴーのジムでの、決戦直前の様子を振り返っている。
圧倒的な強さで2ラウンドTKO勝ちを収めた井上をお気に入りというグレイ記者。昨年11月のWBSS決勝のノニト・ドネア(フィリピン)戦の際には来日し、さいたまスーパーアリーナで取材していた。
記者歴20年を超える名物コラムニストにとっても、モンスターへのインタビューは思い出深いものだったようだ。
(THE ANSWER編集部)