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前田健太を覚醒させた配置転換 見直された18番の価値「ケンタこそ評価されるべき」

米大リーグのドジャース・前田健太投手は、ポストシーズンでリリーフに配置転換となり、一気に評価を高めている。ダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第2戦から3試合連続で登板し、3イニングで打者9人を打ち取る“パーフェクトリリーフ”を披露。一気に覚醒した日本人右腕は地元メディアから「ドジャースブルペンでパズルの最後のワンピース」「右打者に死を突きつける」と称賛されている。

ポストシーズンで続く完全救援、やまない称賛「ド軍ブルペンのパズル最後のワンピース」

 米大リーグのドジャース・前田健太投手は、ポストシーズンでリリーフに配置転換となり、一気に評価を高めている。ダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第2戦から3試合連続で登板し、3イニングで打者9人を打ち取る“パーフェクトリリーフ”を披露。一気に覚醒した日本人右腕は地元メディアから「ドジャースブルペンでパズルの最後のワンピース」「右打者に死を突きつける」と称賛されている。

 15日(日本時間16日)のカブスとの優勝決定シリーズ第2戦こそ出番のなかった前田だが、強打者9人を手玉に取る圧巻の投球は高い評価を得ている。そして、レギュラーシーズンで先発だった前田の配置転換で強化されたドジャース救援陣は、ここまで圧倒的な成績を叩き出している。

米ドジャース専門メディア「トゥルーブルーLA」によると、5試合で計19回2/3、19奪三振で1四球、防御率1.37。2013年から昨年までのポストシーズンの最高成績は13年シーズンの32回1/3、42奪三振で21四球、防御率3.06だった。今年のドジャースブルペンが、いかに鉄壁かを示している。

 抑え右腕ブランドン・モローはダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第2戦で3ランを被弾したが、救援陣が打たれた本塁打はその1本のみ。前田に至っては、4奪三振を含め、打者9人を完全に仕留めている。本職ではないリリーバーとして衝撃的な活躍を見せる「MAEDA」への称賛はやまずにいる。

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