ジョシュア、5年前に演じた“戦慄の右一撃KO”に衝撃再び「伝説的な試合だ」
新型コロナウイルス感染拡大により、ボクシング界は試合は行われていないが、英メディアは世界ヘビー級3団体王者アンソニー・ジョシュア(英国)が5年前に演じた衝撃的KOをクローズアップ。実際のシーンを動画付きで公開し、「伝説的な試合だ」「AJのパンチは殺人級」とファンに興奮を甦らせている。
15年5月に一撃で相手を沈めた一戦、英メディア公開「AJによって閃光が走った!」
新型コロナウイルス感染拡大により、ボクシング界は試合は行われていないが、英メディアは世界ヘビー級3団体王者アンソニー・ジョシュア(英国)が5年前に演じた衝撃的KOをクローズアップ。実際のシーンを動画付きで公開し、「伝説的な試合だ」「AJのパンチは殺人級」とファンに興奮を甦らせている。
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この頃から怪物の予感が漂っていた。2015年5月、ラファエル・ザンブラーノ・ラブ(ブラジル)戦だった。その3回だ。果敢に前に出て、左右からパンチを打ち込むジョシュア。相手がガードしていようと、お構いなしだ。そして、左のジャブを放つとガードが下がり、一瞬の隙が生まれた。強烈な右ストレートが顔面をヒット。そのまま、仰向けに無残に倒れ込んだ。
ザンブラーノは立ち上がろうとするが、あまりのダメージに意識が朦朧。カウントが進む中、やっと上体を起こすが、立ち上がる足に力が入らず、再びリングに倒れ込んでしまった。結局、10カウントを数えてKO勝ち。会場を騒然とさせた。
当時の模様を英衛星放送「スカイスポーツ・ボクシング」公式ツイッターは「AJによってバーミンガムに閃光が走った! アンソニー・ジョシュアは雷のような右手パンチでラファエル・ザンブラーノを2015年にKOした」と紹介し、動画付きで公開。目の当たりにしたファンも思い思いに当時を回想した。
コメント欄では「彼はヘビー級の真の世界王者だ」「フューリーにも同じパンチを食らわすことを願っている!」「これこそ最高レベルのボクシング」「AJのパンチは殺人級」「彼の爆発的なパンチが恋しいよ」「伝説的な試合だった」「もっと彼の試合を見せてくれ!」「皮肉にもこの試合によって世界がザンブラーノを知るきっかけになった」などと声が上がった。
当時はデビュー12戦目。WBCインターナショナルヘビー級王者だったが、15年度のWBC新鋭賞を受賞し、注目される存在に。ヘビー級3団体統一まで駆け上がる足掛かりとなった。今後は4団体統一にも期待がかかる30歳。ボクシング界もコロナ禍で興行が行なえない状態にあるが、この強烈なパンチが炸裂する日を多くのファンも待ち望んでいる。
(THE ANSWER編集部)