一方的展開でもノンストップ UFCの残忍シーンに代表は疑問「見るに堪えなかった」
米最大の総合格闘技「UFC」は13日(日本時間14日)にフロリダ州ジャクソンビルで「UFCファイトナイト」を開催した。無観客ながら白熱した試合が展開されたが、ダナ・ホワイト代表はある残忍なシーンに疑問を抱いているようだ。米放送局「CNN」が伝えている。
UFC代表のダナ・ホワイト氏が試合を止めなかったレフェリーに言及
米最大の総合格闘技「UFC」は13日(日本時間14日)にフロリダ州ジャクソンビルで「UFCファイトナイト」を開催した。無観客ながら白熱した試合が展開されたが、ダナ・ホワイト代表はある残忍なシーンに疑問を抱いているようだ。米放送局「CNN」が伝えている。
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問題の場面はライトヘビー級、グローバー・テイシェイラ(ブラジル)とアンソニー・スミス(米国)の試合で起きた。4回、テイシェイラがスミスを圧倒。背後を取って上から覆いかぶさり、一方的に攻撃を浴びせていた。すると、スミスはダメージを受けながらも口から何かを取り出し、近くで見つめるレフェリーへ手渡したのだった。
CNNはこの状況について記事で「スミスは自分の歯をレフェリーのジェイソン・ハルツォクに渡し、レフェリーはその歯をポケットにしまったというシーンがあった」と伝えている。スミスは歯が取れるほどの大きなダメージを受けていたにも関わらず試合は続行。結局5回TKOでテイシェイラが勝利した。
同メディアは「この試合はこんなにも長く続けるべきだったのか?」と疑問を投げかけるとともに、ホワイト氏が記者会見で語った内容を次のように伝えている。
「スミスの陣営がギブアップさせようとしている風には思えなかった。しかし、レフェリーは第4ラウンドで止められたはずだ。私たちはこの試合を見ていたが、ちょっと見るに堪えなかった」
激しい戦いが魅力の一つでもあるUFCだが、ホワイト氏もさすがにストップが遅かったと感じたようだ。
(THE ANSWER編集部)