八村塁らに続くアジア人NBA選手誕生も 18歳“フィリピンの至宝”がGリーグ入り
米プロバスケットボール(NBA)入りが期待されるフィリピン出身のカイ・ソットが14日(日本時間15日)、大学ではなくGリーグ行きを選択したことを自身のインスタグラムで発表した。米メディアはソットについて「IQがとても高い」と紹介している。
219センチのカイ・ソット、米メディアは「IQがとても高い」と評価
米プロバスケットボール(NBA)入りが期待されるフィリピン出身のカイ・ソットが14日(日本時間15日)、大学ではなくGリーグ行きを選択したことを自身のインスタグラムで発表した。米メディアはソットについて「IQがとても高い」と紹介している。
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“フィリピンの至宝”がGリーグ入りする。昨年のFIBA(国際バスケットボール連盟)U19ワールドカップで活躍して注目を集めたソット。全米大学体育協会(NCAA)1部の大学か欧州プロチームへ加入すると予想されていたが、今年度の全米高校トップ選手と評されるジェイレン・グリーンなどとともにGリーグの「プロフェッショナル・パスウェイ・プログラム」に加わることを選択したという。
「プロフェッショナル・パスウェイ・プログラム」は有望な若手選手が対象の育成プログラム。NBA球団とは提携していないGリーグのチームで1年間指導を受け、NBA入りを目指すものだ。
米スポーツ専門局「ESPN」のNBAドラフトアナリスト、ジョナサン・ギボニ氏はソットについて「技術的に優れており、バスケットボールIQも高い」とコメント。219センチの長身ながらパスも得意とし、多彩なシュートパターンを持つソットを評価した。
ソット自身は同局中国版のインタビューに対し、「オフェンス面は優れているものの、ディフェンス面を改善したい」と話すとともに、「ショットブロックは良いが、ボール保持者に対するディフェンスが良くならないと。現在のバスケットボールは以前よりもずっと展開が速いから」と冷静に自身の課題を分析したようだ。
バスケットボール人気の高いフィリピンだが、NBAでプレーした選手は未だにいない。昨年のドラフトで日本人史上初の1巡目指名を受け、1年目からウィザーズで活躍している八村塁らに続くアジア人選手となれるか。ソットにかかる期待は大きそうだ。
(THE ANSWER編集部)