「私はラグビーに憑りつかれていた」 名将エディー氏が過去の指導を猛省するワケ
ラグビーイングランド代表のエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)はかつてのラグビー指導哲学を告白し、「あれはいいことではなかった」と自分に厳しくダメ出ししている。英衛星放送「スカイスポーツ」が報じている。
英放送局のポッドキャストで回想「みんなに私のようになってもらいたいと」
ラグビーイングランド代表のエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)はかつてのラグビー指導哲学を告白し、「あれはいいことではなかった」と自分に厳しくダメ出ししている。英衛星放送「スカイスポーツ」が報じている。
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2015年のラグビーワールドカップ(W杯)で日本代表の指揮を執ったエディーHCは新型コロナの影響で現在、日本に滞在中。同局が展開する「エディー・ジョーンズ・コーチング・ポッドキャスト」に登場した世界的名将はかつての自分自身の指導スタイルに厳しい視線を送っている。
「私はみんなに私のようになってもらいたいと願っていた。それはいいことではなかった。私はラグビーに取り憑かれていた。執着していない人がいれば、コミットが十分でないと考えていたんだ」
ラグビーに全てを捧げてきたエディー氏。コーチングスタッフにも自分と同じレベルの指導を求めていたという。プロらしい要求の高さと言えるが、自身でそれは間違いだったと振り返っている。
「今ではみんなそれぞれのやり方があるということを理解した。スタッフにも個々にあったアプローチをしている。彼らにとって最良の方法を理解している」