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【名珍場面特別編】井上尚弥、戦慄の瞬間に撮られた“無慈悲写真”が大反響「このシーンは斬新」

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回は昨年5月にボクシングの井上尚弥(大橋)が勝ったワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝で撮られていた1枚の写真。勝利を象徴する“無慈悲”な情景が話題を呼んだ。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―昨年5月、井上の勝利を象徴する情景が話題に

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回は昨年5月にボクシングの井上尚弥(大橋)が勝ったワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝で撮られていた1枚の写真。勝利を象徴する“無慈悲”な情景が話題を呼んだ。

 1枚の写真に井上の残酷なまでの強さが凝縮されていた。スコットランド・グラスゴーでIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と激突した一戦は、259秒KO勝ち。無敗王者をいとも簡単に葬り去った。日本のみならず、世界に衝撃的勝利の裏でWBSS公式ツイッターが公開したのは、印象的なシーンだった。

 会場の天井からリングを捉え、正方形の周りに多くのカメラマン、関係者が埋め尽くす中、黒のキャンバス中央左で右拳を挙げる井上。その右側、大会ロゴ付近でロドリゲスが力なく膝を突き、うなだれている。圧倒した井上と圧倒されたロドリゲス。両者の明と暗が如実に浮かび上がる。井上が259秒KOを演じた2回に2度目のダウンを奪ったシーンだった。

 この場面でロドリゲスは鼻から血を流し、呆然自失の表情でコーナーに向かって首を振った。投稿では「象徴的」と公開。静止画であっても井上の強さが見て取れる写真に井上自身も反応した。インスタグラムに引用し、「このアングル斬新だ、、」と一言。実際にリングで戦った自分であっても、世界を沸かせた一瞬を切り取った1枚は格別だったようだ。

 コメント欄では「最高のアングル」「珍しいアングル!!」「このシーンは斬新」「素敵ですね」「歴史の1コマですね」「全てが絵になりますね」「一目でわかる一枚、、斬新ですね」「斬新なうえにカッコイイ」「なんとも対照的な画……勝負の世界の常とはいえ残酷な光景にも映る」とファンも大興奮。4万5000件を超える「いいね!」が相次いだ。

 グラスゴーで衝撃を演じた井上。11月に行われたWBSS決勝でもノニト・ドネア(フィリピン)を破り、見事にバンタム級世界一を達成した。今度はどんな試合を見せてくれるのか。延期となっているWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦が待ち遠しい。

(THE ANSWER編集部)

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