[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

【甦るラグビーW杯】 「日本の選手、ファンが思い、涙した」 英BBCがW杯魅力的瞬間に挙げた試合前の風景

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。日本が元気を失いかけている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレーバックする。今回は英公共放送「BBC」の特集を再度紹介。「ラグビーW杯2019 日本での記憶に残った瞬間たち」と題された特集の中で、日本が準々決勝で戦った南アフリカ戦の試合前のシーンについて「W杯魅力的な瞬間」に挙げ、称賛を送っていた。

選手だけでなく日本のファンの盛り上がりも英国では報じられた【写真:Getty images】
選手だけでなく日本のファンの盛り上がりも英国では報じられた【写真:Getty images】

新型コロナ禍の今こそ「ONE TEAM」に―ラグビーW杯の名珍場面を連日回想

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。日本が元気を失いかけている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレーバックする。今回は英公共放送「BBC」の特集を再度紹介。「ラグビーW杯2019 日本での記憶に残った瞬間たち」と題された特集の中で、日本が準々決勝で戦った南アフリカ戦の試合前のシーンについて「W杯魅力的な瞬間」に挙げ、称賛を送っていた。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)

 44日間に渡った大会について、記事では「アジアで行われた最初のラグビーW杯であり、開催国の日本による素晴らしい躍進、破壊的な台風、素晴らしいサポーターたちが注目を集めた。また、南アフリカの優勝は国内情勢の悪化によって混乱する国民の希望の星であったことも印象的だった」とした上で「魅力的な瞬間」を11個をピックアップしていた。

 その一つに挙げられたのが「W杯に火をつけた日本の劇的な勝利」だった。大会前の南アフリカ戦は7-41で完敗。寸評では「片手で握り潰されたかのような大敗」と評し、前評判は高くなく、不安な船出となったことを記していた。しかし、開幕戦のロシアに続き、世界ランク2位のアイルランドを撃破。「信じられない番狂わせを実現させ、熱狂的なファンは大盛り上がりとなった」と記述していた。

 その上で「スコットランドに劇的な勝利を収めたことで、そのプールの頂点からの景色を日本国民は見ることができた」と4連勝で首位通過したことを称賛。準々決勝で南アフリカに敗れたものの、記事では「彼らは攻撃的なラグビーという、見ていて面白いという評判と共に十分すぎる称賛を勝ち取ることができた」と評していた。

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集