【甦るラグビーW杯】「日本人ファンが大好き」 ウェールズへ、粋な“長ネギ持参応援”で母国ファン感激
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。日本が元気を失いかけている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレーバックする。今回は準決勝の南アフリカ―ウェールズ戦で声援を送った日本人ファンに焦点を当てる。客席のファンはウェールズの象徴である長ネギを持参し、応援する粋な演出を披露。実際のシーンを大会公式ツイッターが動画付きで公開し、英メディアも特集した。「日本人ファンが大好き」と感激した母国ファンの声が紹介されていた。
新型コロナ禍の今こそ「ONE TEAM」に―ラグビーW杯の名珍場面を連日回想
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。日本が元気を失いかけている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレーバックする。今回は準決勝の南アフリカ―ウェールズ戦で声援を送った日本人ファンに焦点を当てる。客席のファンはウェールズの象徴である長ネギを持参し、応援する粋な演出を披露。実際のシーンを大会公式ツイッターが動画付きで公開し、英メディアも特集した。「日本人ファンが大好き」と感激した母国ファンの声が紹介されていた。
10月27日の準決勝、日本人ファンがウェールズのために思いを尽くした。日本代表のジャージを着たファンら4人が客席で声援を送っているが、手に持っているのは長ネギだ。体とともに食卓でおなじみの野菜を一緒に揺らし、にこやかに応援。客席で異彩を放つ姿はなんとも不思議で、印象的なシーンになっていた。
大会公式ツイッターは実際のシーンとともに「ウェールズの国家を象徴する国章は、『黄水仙』と『リーク(長ネギ)』 ウェールズを応援する時にこれらのアイテムは欠かせません」と由来とともに動画付きで公開。そんな様子に反応したのが、母国の英紙「デイリーメール」だった。
「喜びの日本人サポーターたちがウェールズと南アフリカの準決勝で長ネギを持ってダンス、ツイッター上でラグビーファンを感動させる」と見出しを打って特集。「ラグビーファンが長ネギを持ってダンスする姿が発見され、ツイッターは喜びに溢れた」と記し、スタジアムのカメラが長ネギを振る日本人ファンを捉えたことを紹介していた。
「ツイッターユーザーたちは喜びを抑えることができなかった」とし、ネット上には「オーマイゴッド。この日本人たち、長ネギを持って踊っている」「日本のファンが大好き」などの声が上がったことをレポートしていた。16-19と試合にこそ敗れたウェールズだったが、母国のために声援を送る日本人ファンの姿は記憶に刻まれたようだった。
(THE ANSWER編集部)