【甦るラグビーW杯】 快進撃の日本、英記者が注目した日本人のメンタリティ 「それをドリョクと呼ぶ」
「しかし、彼らもまた、学んでいる。努力では十分ではないのだと」
そうしたことに触れた上で、スコットランド戦の勝利に努力の跡が出たと断じていた。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
「日本のチームは伝統的な日本の方法と、ジョーンズや後継者であるジェイミー・ジョセフがオーストラリアとニュージーランドで学んだことを組み合わせた。ドリョクは見て取れる。彼らの運動レベルや凄まじいプレースピードから分かるだろう」
エディー・ジョーンズ前HC(現イングランドHC)、ジョセフHCと代々受け継がれてきた南半球のラグビー文化を融合。さらにブラッシュアップしてきたとつづり、さらにこう続けていた。
「しかし、彼らの試合はハードワーク以上のものになっている。強い感情で、日本のチームはこのワールドカップを乗り越えている。6000万人以上の人々がスコットランド撃破を見た。彼らはドリョクを称賛したはずだ。しかし、彼らもまた、学んでいる。努力では十分ではないのだと」
日本人の元来の性質である「勤勉さ」に加え、海外出身のHCが注入した理論が合わさって、この強い日本が出来上がったと称賛していた。
海外の識者も熱い視線を送る日本の快進撃。その裏側にある、日本人特有のメンタリティや、歴史なども強い興味の対象となっていた。
(THE ANSWER編集部)