【甦るラグビーW杯】「携帯を失くすなら日本で」 帰国前日にアイルランド番記者が感動した“おもてなし”
タクシー会社に到着すると、さらなる“感動体験”が…
タクシーに置き忘れていたことをホテルのフロントのサポートで突き止めることに成功したオリオーダン記者。タクシーに乗って回収に向かうことに決めたが、そこでさらなる感動が待っていた。
「到着すると、私の携帯が待っていただけではない。彼らは充電までしてくれていたようなのだ。まさにレジェンドだ」
回収直後に使えるようにと、タクシー会社の細やかな“おもてなし”に感激。ただ、「伝説級」とまで称賛した日本人の優しさも「しかし、これも驚きには映らなかった」ともつづっている。
「ホテルの部屋でチェックアウトする際にわざと小銭を残すが、スタッフは客のミスである場合に備え、住所にコインを送るというトラブルにまで発展することもあるのだ」
海外に比べてチップの文化がなく、宿泊先の感謝のチップも忘れ物かもしれないと配慮する日本人のサービス精神の高さから、伝説級のおもてなしも想定内としている。
無事に携帯を回収したオリオーダン記者はウキウキと土産の買い物を楽しんだという。日本に別れを告げたアイルランド番記者も最後に受けた日本人の優しさは記憶に深く刻まれた様子だった。
(THE ANSWER編集部)