貫く“浅田真央愛” コストルナヤの目指すものとは「取り入れて自分のものを作る」
昨年12月のフィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルで初優勝したアリョーナ・コストルナヤ。同2位のアンナ・シェルバコワ、同3位のアレクサンドラ・トルソワとのロシア3人娘としてフィギュア界を席巻する16歳は、理想のスケーターの1人にバンクーバー五輪銀メダリスト・浅田真央さんらを挙げている。ロシアメディアが伝えている。
シェルバコワ、トルソワのロシア3人娘の関係なども語る「競争はいいこと」
昨年12月のフィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルで初優勝したアリョーナ・コストルナヤ。同2位のアンナ・シェルバコワ、同3位のアレクサンドラ・トルソワとのロシア3人娘としてフィギュア界を席巻する16歳は、理想のスケーターの1人にバンクーバー五輪銀メダリスト・浅田真央さんらを挙げている。ロシアメディアが伝えている。
日本のレジェンドを理想に、さらなる飛躍を目指しているようだ。ロシアメディア「sports.ru」は、コストルナヤが地元専門誌のインタビューに応じている内容を記事で紹介。「今日このごろで何か特に満足していないものがありますか?」との質問に、こう答えていると伝えている。
「スケーティング、ジャンプ、スピン、すべてより良くすることができます。私の理想は、多分、カロリーナ・コストナー、それにマオ・アサダ……それぞれから少しずつ取り入れ、自分のものを作ります。そう、安定性も必要ですね」
長らくファンを魅了してきた真央さんの演技から、様々なものを吸収していくつもりだというコストルナヤ。これまでも“真央さん愛”を語っていた。ともに注目されるシェルバコワ、トルソワとは、昨年のGPファイナルで表彰台を独占した。4回転ジャンプ全盛時代となったロシアの女子フィギュア界。互いに切磋琢磨する関係について「私たちのグループの中でそういった競争があることはいいことです」と話し、こう続けている。
「練習に行ったら必ず昨日より良く滑る必要があります。そうでないといけません。トルソワが5本、4回転ジャンプを跳ぶ時、あるいはシェルバコワが4回転ジャンプを跳ぶ時、すぐにスイッチが入って『私にも、私にもできる!』と思います」