【名珍場面特別編】なぜ、彼は背中を向けたのか “禁断のKO”に激怒ファン乱入「衝撃かつ恐怖の幕引き」
世界に波紋拡大「彼はいったいどうしたんだ」…グレゴリアンは8月の試合で勝利
スポーツマンシップを欠いたと激怒したファンがリング上に乱入。歓喜を表現していたグローエンハートに殴りかかったのだ。まさかの事態に場内は騒然。関係者が割って入り、懸命に押さえにかかっていた。
記事では「完全に不意打ちの一打だったが、決してルール違反というわけではなかった」と記述。MMAファイティング公式サイトによると、グローエンハートは「彼らはとても感情的になっていた。ただ、これはスポーツの競技であり、小さい子供たちも家で観戦している。リングにああいった形で上がってくるべきではない」と苦言を呈したという。
衝撃的シーンをESPNも紹介。映像で目の当たりにしたファンの間でも瞬く間に波紋が広がった。「彼は一体どうしたんだ、レフェリーも試合を止めたわけではないのに。なんとも間抜けだ」「いつだって守備はしっかりやらないと!」「なんで試合中に後ろを向いて歩いているんだ」と試合中に隙を見せたグレゴリアンに疑問を投げかける意見が大半を占めた。
一方で「ルール上はセーフでも、背中を向けている相手にパンチを出すのは、モラル的にいかがなものか」とグローエンハートのスポーツマンシップに疑問を呈する意見も。「膝蹴りをもらって、彼には鐘の音が聞こえたんだろうね」「一体、何が起こっているんだ」などと様々な感想が上がっていたが、後味の悪い勝利となった。
英紙「メトロ」では直前に打撃が耳を直撃し、耳鳴りがして音が聞き取りづらくなっていたと分析していた。しかし、容体が心配されたグレゴリアンは、2か月後の8月に行われた「Glory 44」に出場し、見事に勝利。大事に至らなかったことが救いだった。
(THE ANSWER編集部)