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【甦るラグビーW杯】世界を虜にした日本大会、英紙座談会で称賛の嵐「猫カフェ、温泉、寿司、ラーメン…」

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。日本が元気を失いかけている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレーバックする。今回は、英紙「デイリーメール」の記者、識者が大会を振り返る座談会を実施した内容を再度紹介。「日本の記憶」としてホスト国の思い出を明かし合い、称賛の声が続々と上がっていた。

ラグビー日本代表とファンたち【写真:Getty Images】
ラグビー日本代表とファンたち【写真:Getty Images】

新型コロナ禍の今こそ「ONE TEAM」に―ラグビーW杯の名珍場面を連日回想

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。日本が元気を失いかけている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレーバックする。今回は、英紙「デイリーメール」の記者、識者が大会を振り返る座談会を実施した内容を再度紹介。「日本の記憶」としてホスト国の思い出を明かし合い、称賛の声が続々と上がっていた。

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 ラグビーの母国の記者にとっても日本大会は思い出深いものだったようだ。今大会のベストプレーやトッププレーヤーなどを振り返った座談会では「日本の記憶」として、滞在したホスト国の思い出を各記者が明かした。「優しくて、礼儀正しいんだ」と口火を切ったのは、クリス・フォイ記者だった。

「現地の人々は海外から来た観光客に優しかった。たくさんの電車の本数があるにも関わらず遅延はほとんどなかった。この開催国の成功の理由がよく理解できる」と日本人のホスピタリティはもちろん、公共交通機関についても称賛した。同調するように、駅で見かけたシーンについて言及したのはウィル・ケラハー記者だ。

「『そこに座っちゃダメ、それはダメ、ここもダメ』という“お節介”と言えるものは確かにあったけど、新幹線の駅員はいつもお辞儀をしていたのは印象的だった」と回顧。「試合中に流れる『よ~お』という(歌舞伎風の)音や珍しいお菓子も印象的だった」とも振り返った。

 記者だけでなく、元イングランド代表のジェームズ・ハスケルは料理のクオリティの高さに驚き。「世界で一番の首都だった」と東京滞在を振り返った上で「素晴らしい人々、素晴らしい料理。私たちは三ツ星レストランに行ったけど、エド・シーランが目の前に座っていたんだ。それは世界一高級な料理だったよ」と世界的シンガーと遭遇したエピソードも明かした。

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