【甦るラグビーW杯】BBC特派員が感銘受けた「日本の慣習」 日本文化は「我々に多くのこと教えてくれる」
参加チームも日本の文化を取り入れ実践
ノーサイドの笛が鳴ると、ピッチ上で互いの健闘を称え合ったフィフティーンは惜しみない声援を送ってくれたファンに感謝の気持ちを態度で示す。日本大会ならではの光景だと同記者は言う。
「ピッチの裏側でもチーム同士の数々のリスペクトが存在した。ニュージーランドはカナダを63-0で撃破したあと、彼らをロッカールームに誘った。試合後にビールで乾杯したのだった」
試合後のお辞儀を今大会で真っ先に実践したオールブラックス。3連覇を目指す覇者が対戦相手に向けたリスペクトの気持ちも、高く評価されていた。試合が終わればお互いを称え合うのがラグビーの文化。それに加えて、より深く相手への敬意を払う日本文化に、英国から来た特派員も感銘を受けている様子だった。
(THE ANSWER編集部)