ロマチェンコの対戦候補、米メディアがピックアップ パッキャオと井上尚弥が登場
ボクシングの世界3団体ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)は、5月30日に米ニューヨークでIBF王者テオフィモ・ロペス(米国)と4団体統一戦を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった。米メディア「ワールド・ボクシング・ニュース」では「精密機械」の異名で知られる猛者の将来的な対戦相手候補として、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)とWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の名前を挙げている。
ロマチェンコの将来的な対戦候補を米メディアが予想
ボクシングの世界3団体ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)は、5月30日に米ニューヨークでIBF王者テオフィモ・ロペス(米国)と4団体統一戦を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった。米メディア「ワールド・ボクシング・ニュース」では「精密機械」の異名で知られる猛者の将来的な対戦相手候補として、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)とWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の名前を挙げている。
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聖地マディソン・スクエア・ガーデンで行われるはずだった4団体統一戦が延期となったロマチェンコ。「もちろん、少し落胆している。でも今行っていること(コロナ感染防止の隔離生活)は状況を改善するために行なっているものだ。大事なことは地球上の全員が健康で戻ってくること。そうなれば、全ては平常になるだろう」と語ったという。
権威ある米専門誌「リング」選定のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で井上より1つ上の2位に選出されている。記事ではアマチュア時代の戦績も加味して、すでに殿堂入りは確定と評価。次戦で4団体統一を果たした後のキャリアについて考察を加えている。
「135ポンド(ライト級)で全てのタイトルを手にした後、140ポンド(スーパーライト級)への挑戦が予想されている。しかし、32歳はスーパーライト級のハードルは高すぎると認めている」
記事では、ロマチェンコ自身がスーパーライト級への転向は体格的に困難だと認めていたと指摘。一方、2階級上のウェルター級で世界王者に君臨する6階級制覇王者パッキャオとのビッグマッチの可能性はゼロではないという。
「ロマチェンコが転級の選択をしたなら、マニー・パッキャオとの対戦の可能性はわずかながらに残されている。パックマン(パッキャオの愛称)はこの戦いのために、かつてのウェートに絞ることになる」