MLB開幕は「韓国が手掛かりに」? コロナ対策の“成功例”に米名物記者が熱視線
米大リーグは新型コロナウイルス感染拡大により、シーズン開幕を延期している。選手、ファンも予期せぬ期間を過ごしているが、MLBの名物コラムニスト、ジェフ・パッサン氏は「韓国が手掛かり」と、5月上旬開幕を目指す韓国のプロ野球・KBOリーグが米国においてヒントになると指摘している。
MLB名物コラムニストがKBOに注目「新型コロナ禍を抑えこもうとしている」
米大リーグは新型コロナウイルス感染拡大により、シーズン開幕を延期している。選手、ファンも予期せぬ期間を過ごしているが、MLBの名物コラムニスト、ジェフ・パッサン氏は「韓国が手掛かり」と、5月上旬開幕を目指す韓国のプロ野球・KBOリーグが米国においてヒントになると指摘している。
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本来であれば3月26日(日本時間27日)に開幕予定だったMLB。新型コロナウイルスの被害が深刻な米国においては、現在も外出禁止などの制限を受ける選手が多く、開幕の見通しは立っていない。その現状に対し、パッサン氏は米放送局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者と共同で、同メディアに寄稿。「米国がスポーツに早期復帰することは可能か? 韓国が手掛かりに」というタイトルで、KBOに注目している。
記事では「韓国は他の地域よりもうまく新型コロナウイルス禍を抑えこもうとしている。というのも、野球を再開しようとしているからだ。試合はチーム内の紅白戦、マスクをしているものの、選手はフィールドに立っている。他の国ではできていないことだ」と言及している。
KBOは3月28日に開幕予定だったが、新型コロナの影響で他国同様に延期となった。オープン戦が中止となり、各球団で調整となってからはロッテジャイアンツの紅白戦で投手、捕手以外の選手たちが白のマスク姿で出場する様が海外メディアでも報じられていた。