【甦るラグビーW杯】日本ファン、敗戦後の“客席のユニ交換”に海外感動「我々は皆、日本を見習うべき」
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ほとんどのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。日本が元気を失いかけている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。日本代表は史上初の8強に進出。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレイバックする。今回は準々決勝の南アフリカ―日本戦後に客席のファンが相手ファンと行った“友好のジャージ交換”だ。大会が実際のシーンを動画付きで公開し、「日本人は本当に素晴らしい」「我々は皆、日本を見習うべき」と海外ファンに感動の声が広がった。
新型コロナ禍の今こそONE TEAMに― ラグビーW杯の名珍場面を日々回想する
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ほとんどのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。日本が元気を失いかけている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。日本代表は史上初の8強に進出。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレイバックする。今回は準々決勝の南アフリカ―日本戦後に客席のファンが相手ファンと行った“友好のジャージ交換”だ。大会が実際のシーンを動画付きで公開し、「日本人は本当に素晴らしい」「我々は皆、日本を見習うべき」と海外ファンに感動の声が広がった。
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ノーサイドの精神をファン同士も発揮した。試合後、ピッチ上で日本と南アフリカの選手が健闘を称え合う中、客席で一人の男性ファンが白と赤の日本ジャージを脱ぐ。すると、南アフリカのジャージを着た隣の男性に手渡し、逆に緑のジャージを受け取る。笑顔で交換すると、そのままジャージを着用。互いに肩に手をやり、選手顔負けのスポーツマンシップを発揮していた。
大会公式インスタグラムは「80分間の試合の後、南アフリカと日本のファンがジャージを交換する、輝かしいシーン」と動画付きで公開すると日本のファンからコメントが続々。「こんなところでもノーサイド」「素敵な交流」「こういうの良いね!」「最高のシーンだなぁ」「ラグビーならではの光景」「これが日本人の気質」。ただ、それ以上に感銘を受けたのが海外ファンだ。
「なんて素晴らしいW杯で、なんて素晴らしいホスト国なんだ! リスペクトであふれている」
「日本が国際的スポーツ、特にラグビーにもたらしているのは真の一級品だ」
「日本は敬意に満ちた謙遜の国。最高にエキサイティングなW杯をありがとう!」
「日本人は本当に素晴らしい人ばかりだ」
「日本はこれまでの大会の中で最もアメージングなホスト国」
「これは日本が作り出したW杯の完璧な総括だ」
「感動をありがとう、愛に満ちた日本!」
「我々は皆、日本という国を見習うべき」
日本の快進撃は8強で終わり、4強の夢は2023年の次回フランス大会に持ち越された。そんな悔しさに直面した場面でも、友好的なシーンを作り出した両国ファン。ノーサイドを体現した今大会を象徴するようなシーンは現在までに再生230万回を突破し、多くの人に感動を届けていた。
(THE ANSWER編集部)