露19歳フィギュア選手が語るコロナの恐怖「門の外に出るのも怖い」「ヒステリーも」
世界的に感染が拡大する新型コロナウイルス。ロシアでも20歳の現役フィギュアスケート選手、クリスティーナ・ショーシナが感染したことが伝えられているが、世界選手権にも出場経験のある19歳スタニスラワ・コンスタンチノワも現地の恐怖を伝えている。現地メディアが報じている。
コンスタンチノワが直面する恐怖を赤裸々に告白「パニックに襲われた」
世界的に感染が拡大する新型コロナウイルス。ロシアでも20歳の現役フィギュアスケート選手、クリスティーナ・ショーシナが感染したことが伝えられているが、世界選手権にも出場経験のある19歳スタニスラワ・コンスタンチノワも現地の恐怖を伝えている。現地メディアが報じている。
8日までに7000人を超える感染者及び、40人以上の死者が出ているロシア。そんな中でコンスタンチノワは普段練習を行っているプルシェンコのアカデミーが休校となったため、モスクワを離れ、サンクトペテルブルク郊外の別荘に“疎開”していたという。
ロシアメディア「championat.com」によると、コンスタンチノワは直面したコロナの恐怖をSNSのライブ配信を使って、こう伝えていたという。
「私は今、別荘にいます。ここで1日3回、トレーニングをします。私は本当に怖くなってきていて、門の外に出るのも怖いくらいです。早く外出してどこかに行きたいけど、知っているでしょう、人々が(新型コロナウイルスで)亡くなっていて、すべてが深刻な状況であることを。
だから、どれだけ何をしたくても今はわがままを言う時ではありません。私はこの騒ぎが大きくなりモスクワで自己隔離体制が実施される前に別荘に来ました。一日のうちに私はパニックに襲われ、ヒステリーが始まったこともありました」
次々に新たな才能を送り出すロシアのフィギュア界。だが練習場所を失い、恐怖と戦いながら日々を過ごしているようだ。
(THE ANSWER編集部)