【甦るラグビーW杯】オールブラックス歓迎 柏児童の“友好のハカ”に海外反響「日本人は思いやりがある」
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ほとんどのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。日本が元気をなくしかけている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。日本代表は史上初の8強に進出。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレイバックする。第1回は柏児童が行った“おもてなしのハカ”だ。ニュージーランドの事前キャンプ地・柏の子供たちが本家顔負けの「ハカ」を披露。大会公式ツイッターが動画付きで公開して海外ファンの絶賛を呼び、オールブラックス指揮官も感銘を受けた。
今こそワンチームに― ラグビーW杯の名珍場面を回想
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ほとんどのスポーツイベントが延期、中止を余儀なくされている。日本が元気をなくしかけている今、振り返りたいのが昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)だ。日本代表は史上初の8強に進出。グラウンド内外で様々なドラマが生まれた大会の名珍場面を「甦るラグビーW杯」としてプレイバックする。第1回は柏児童が行った“おもてなしのハカ”だ。ニュージーランドの事前キャンプ地・柏の子供たちが本家顔負けの「ハカ」を披露。大会公式ツイッターが動画付きで公開して海外ファンの絶賛を呼び、オールブラックス指揮官も感銘を受けた。
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日本が熱狂した昨秋のラグビーW杯。大会に火をつけたのは、この子供たちだったかもしれない。およそ50人の子供たちが黒のシャツを着て、掛け声を上げながら胸や足を叩き、一糸乱れぬ動きを披露。元気良く「ハカ」を演じ、最後は全員で舌を出す決めポーズで約1分間、踊り切った。オールブラックスの歓迎イベントの一幕。ギャラリーからは大きな拍手が送られ、温かい空気に包まれた。
大会公式ツイッターは「オールブラックスが日本でアメージングなハカを迎えられる」とつづり、実際のシーンを動画付きで公開。世界のラグビーファンに共有すると、コメント欄では続々と反響の声が上がった。
「この日本の方たちは本当に思いやりがある。世界中すべてのチームに対し、敬意を持っている。ありがとう日本」
「本当に素晴らしい!!!」
「なんてファンタスティックな歓迎!」
「一流」「美しい」「可愛い」
「素晴らしい、ワンダフル!!! よくやった子供たち!!!」
「これがW杯の醍醐味」
「アメージング! このハカはいつまでも見ていられる」
このように好意的な声が続々と上がった。また、オールブラックス公式ツイッターも選手が柏入りし、地元ファンと交流したことを紹介。「日本のファンが本当に素晴らしい歓迎。君たちのサポートが大好きだ!」と感謝の意を示した。さらにスティーブ・ハンセンヘッドコーチ(HC)も「ファンタスティックな歓迎。本当に驚くよ」と感銘を受けていたという。
歴史的な盛り上がりを見せ、国際統括団体「ワールドラグビー」会長も手放しで称えている今大会。こうした各地の行動がラグビーブームの火付け役となり、日本代表を後押しする力につながっていった。
苦境にあえぐ現状をどう打破していくか。ラグビー日本代表のように“ワンチーム”になって立ち向かっていくことが求められている。
(THE ANSWER編集部)