新型コロナ感染のまま全豪出場か 年末に中国滞在の独選手に地元紙指摘「典型的症状」
男子テニスの世界ランク7位、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がまさかの疑惑を突きつけられている。2月2日まで行われた全豪オープンで自身初の4大大会4強入り。しかし、地元紙は「新型コロナウイルスに感染して出場していた?」と報じている。
4大大会自身初の4強入りしたズベレフ、交際相手も咳が止まらず
男子テニスの世界ランク7位、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がまさかの疑惑を突きつけられている。2月2日まで行われた全豪オープンで自身初の4大大会4強入り。しかし、地元紙は「新型コロナウイルスに感染して出場していた?」と報じている。
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ズベレフは全豪オープン準決勝でドミニク・ティエム(オーストリア)に敗れたものの、スタン・ワウリンカ(スイス)を破るなど上位に進出した。この大会について、ドイツ紙「ビルド」は「4週間の咳 ズべレフ、新型コロナウイルスに感染して全豪に出場していた?」の見出しで記事を掲載している。
同紙によると、疑惑の発端は友人であるドイツのコメディアン、オリバー・ポッヒャーとのチャットの内容にあるようだ。ポッヒャーは3月になって陽性に。ズべレフとインスタグラムでやり取りし、この内容について記事では「(ズべレフは)昨年12月末にコロナウイルスの典型的な症状が出ていたことを明かした」と説明。さらにズべレフは、ポッヒャーにこう話していたという。
「12月28日、僕は彼女のブレンダと中国にいた。1か月間、オーストラリアで咳が出ていた。2~3日熱が出て、5~6時間咳が続いた。ブレンダもだ。それが何か(当時は)分からなかった。これまでしたことのないような咳だった。痛みはなかったが、10秒置きに咳が出て止まらなくなった」