米MMAの伝説級“失神KO”にファン戦慄 完璧な後ろ回し蹴りが「現実とは思えない」
新型コロナウイルスの感染拡大により、格闘技界もイベントの延期、中止が相次ぐ中、米スポーツ専門局「ESPN」の情報番組「スポーツセンター」は過去の衝撃シーンに再脚光。ジャマイカのファイター、ユライア・ホールが2013年に決めた大技後ろ回し蹴りで相手を失神させる当時の映像を公開すると、ファンには再び戦慄が走っている。
UFCのトップファイター、ホールのKOシーンに米メディア再脚光
新型コロナウイルスの感染拡大により、格闘技界もイベントの延期、中止が相次ぐ中、米スポーツ専門局「ESPN」の情報番組「スポーツセンター」は過去の衝撃シーンに再脚光。ジャマイカのファイター、ユライア・ホールが2013年に決めた大技後ろ回し蹴りで相手を失神させる当時の映像を公開すると、ファンには再び戦慄が走っている。
今見ても凄まじい。主役は35歳の現在もUFCのトップファイターとしてリングに上がるホールだ。2013年の1月のアダム・セラ(米国)戦。オクタゴン上で間合いを図りながら、ジャマイカンはガードの一瞬のスキを逃さなかった。
右、左手で軽くフェイントを入れた直後だ。鋭く回転しながら右足をセラの右側頭部に叩き込んだのだ。崩れ落ちる米国人ファイター。ホールは勝利の決めポーズ。その横でセラは失神した様子で、動けない。会場にも戦慄が走り、異様な空気が流れた。
スポーツセンターは公式インスタグラムで「このノックアウトは現実のものとは思えない」とキャプションをつけて動画付きで公開。今なお語り継がれるKOシーンに、ファイトファンにも驚きが広がっている。
「ユライア・ホールはテレビゲームみたいだな」
「最後に見せた気遣いがホールのスポーツマンシップを表している」
「偉大なKOだ!」
「アダム・セラの無事を祈る!」
「ユライア・ホールは恐ろしいファイターだが、大きなリスペクトの気持ちも持ち合わせているね」
「ところで、格闘家になりたいと思う?」
「ダナ・ホワイトは人が死ぬところを見てしまったと思って動揺したんじゃないか」
ホールは2013年からUFCに参戦し、トップファイターとして現在も活躍中だ。ダメージが心配されたセラもこの試合の後もリングに上がり、ファンを安心させた。
(THE ANSWER編集部)