フィギュア界に新型コロナ感染者 ロシアの五輪金メダリストが陽性、露メディア報道
フィギュアスケートのソビエト(現ロシア)代表として84年サラエボ五輪ペア金メダルを獲得したオレグ・ワシリエフ氏が新型コロナウイルスに感染したと30日、複数のロシアメディアが報じた。
84年サラエボ五輪金メダリストのワシリエフ氏が感染
フィギュアスケートのソビエト(現ロシア)代表として84年サラエボ五輪ペア金メダルを獲得したオレグ・ワシリエフ氏が新型コロナウイルスに感染したと30日、複数のロシアメディアが報じた。
フィギュア界にもついに新型コロナ感染者が出た。「sports.ru」の記事によると、エレーナ・ワロワとコンビを組み、84年サラエボ五輪金メダルを獲得し、現在60歳のワシリエフ氏は新型コロナウイルスの検査で陽性に。地元放送局の報道を引用する形で、スイスから妻と娘が帰国した後、家族全員が検査を受け、ワシリエフ氏と息子に感染が確認されたことが伝えられている。
ワシリエフ氏は88年カルガリー五輪でも銀メダルを獲得し、世界選手権は3度優勝。引退後はコーチに転身し、06年トリノ五輪ペア金メダリストのタチアナ・トトミアニナ、マキシム・マリニン組ら、多くの名選手を輩出している。