「狂気の4連発」の衝撃 マクレガー、甦る“残忍TKO”に海外熱狂「この左拳は爆弾だ」
新型コロナウイルスの感染拡大により、格闘技界もイベントの中止が相次ぐ中、米スポーツ専門局「ESPN」の情報番組「スポーツセンター」は総合格闘家のコナー・マクレガー(アイルランド)が16年11月にUFC史上3人目の2階級制覇を達成したエディ・アルバレス(米国)戦の“狂気の4連発”を動画付きで公開。「この左拳は爆弾だ」などと海外ファンの興奮を甦らせている。
アルバレス戦の決着シーンを米メディア公開「このコンボは最高級だった」
新型コロナウイルスの感染拡大により、格闘技界もイベントの中止が相次ぐ中、米スポーツ専門局「ESPN」の情報番組「スポーツセンター」は総合格闘家のコナー・マクレガー(アイルランド)が16年11月にUFC史上3人目の2階級制覇を達成したエディ・アルバレス(米国)戦の“狂気の4連発”を動画付きで公開。「この左拳は爆弾だ」などと海外ファンの興奮を甦らせている。
これが、コナー・マクレガーという男だ。当時、1階級上の世界ライト級王者に君臨していたアルバレスに挑んだマクレガー。そのリングで世界に衝撃を発信した。1回から3度のダウンを奪い、圧倒すると2回残り2分だ。相手の右をかわすと、カウンターで左フックを顔面にヒット。すると、ここから右→左→右と瞬く間にパンチを連打し、すべて相手の顔を打ち抜いた。
遠い目をして、力なく仰向けに倒れ込んだアルバレス。あとはもうトドメを刺すだけ。マクレガーがマウントを取り、顔面めがけてワンツーを放つと、ここでレフェリーが割って入り、TKO勝ち。見事に2階級制覇を達成した。衝撃が走った会場は熱狂の坩堝と化し、マクレガーはどうだと言わんばかりのドヤ顔でポーズを取り、観衆に向かって己の強さを誇示していた。
当時、世界を驚かせた“狂気の4連発”を、スポーツセンター公式インスタグラムは「コナー・マクレガーによるこのコンボは最高級のものだった」とつづり、改めて動画を公開。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、試合の中止が相次ぐ中、ファイトに飢えている海外格闘技ファンに興奮を与えている。
コメント欄には「マクレガーはレジェンドだ」「過去最高のファイター」「『だった』? 今もだろ!」「キングコナー」「大袈裟ではなく本当のことだね」「史上最高の武道家」「ザ・キング」「この左拳は爆弾だ」などの声が続々。今年1月に1年3か月ぶりの復帰戦でドナルド・セラーニ(米国)で勝利を飾ったマクレガー、その拳はまだ錆びついていない。
(THE ANSWER編集部)