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外出自粛のベランダで衝撃42.195km完走 仏男性に海外メディア絶賛「なんていう努力」

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、外出自粛が続いているフランス。スポーツ選手も練習機会を失う状況となっているが、あるマラソンの愛好家は自宅で42.195キロのフルマラソンを完走したという。その衝撃の理由とは。米メディアが実際の動画付きで紹介し、特集している。

ベランダでフルマラソンを完走した男性が話題になっている(写真はCNN公式ツイッターより)
ベランダでフルマラソンを完走した男性が話題になっている(写真はCNN公式ツイッターより)

新型コロナ余波で自宅トレ、ベランダを3000往復でフルマラソン完走の猛者登場

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、外出自粛が続いているフランス。スポーツ選手も練習機会を失う状況となっているが、あるマラソンの愛好家は自宅で42.195キロのフルマラソンを完走したという。その衝撃の理由とは。米メディアが実際の動画付きで紹介し、特集している。


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 陸上選手も真っ青の“完走”を果たしたのは、フランス人のレストラン従業員エリシャ・ノトモイツさんだった。米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」によると、マラソン愛好家の32歳はフランス・バロマ市の自宅にいながら、実力を落とさないように、ある方法でトレーニングを重ねたという。

 本人が公開した動画では、ランニングウェアに身を包んだノトモイツさんが自宅アパートのベランダに立つ。すると、人が1人通るのがやっとという幅を軽やかに走り出す。6、7歩もすれば壁に行く手を遮られる。しかし、だ。踵を返して逆サイドに走り出すと、ベランダの端から端で往復をし始めたのだ。

 記事によると、ノトモイツさんはこの方法で7メートルほどのベランダを約3000往復し、6時間48分でフルマラソンを完走したという。マラソン大会に出場歴36度を数える本人は「このベランダマラソンが最も過酷なものだった」と語り、記事では「絶え間ないターンとペースを維持しようとする取り組みにより、この時間で走り切ることができた。なんという努力だ」と絶賛した。

「どんな時でも、走ることが私の唯一の喜びなんだ」とも語ったノトモイツさん。記事によると、このマラソンをフランスのパンデミックと戦う医療従事者に捧げている付け加えたという。

(THE ANSWER編集部)

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