メッツが粋な計らい 末期がんの82歳女性ファンとの“心温まる交流”にNYメディア注目
米大リーグ(MLB)は新型コロナウイルスの影響で開幕の延期が決定。6、7月まで遅れる可能性も浮上しており、ファンにとってはやきもきする時間が続いている。そんな中でメッツと、メッツファンの間でのあるやり取りが感動的だと話題を呼んでいる。ニューヨークの地元メディアが報じている。
開幕延期のMLB、メッツと82歳の女性ファンとの交流が話題に
米大リーグ(MLB)は新型コロナウイルスの影響で開幕の延期が決定。6、7月まで遅れる可能性も浮上しており、ファンにとってはやきもきする時間が続いている。そんな中でメッツと、メッツファンの間でのあるやり取りが感動的だと話題を呼んでいる。ニューヨークの地元メディアが報じている。
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ファンとチームの美しい絆――。「ニューヨーク・メッツ、孫のお陰でがん闘病中の82歳筋金入りメッツファンと連絡」と見出しを打って、伝えているのはニューヨーク地元ウェブメディア「ブルックリン・リポーター」だった。
発端は82歳のあるファンの存在だった。
「末期症状のがんに苦しむニューヨーク・ブルックリン在住の82歳の老人が、途方に暮れている。しかし、その方の孫によると、途方に暮れている理由は、病気の診断結果ではない。人生の残りの日々で最愛のニューヨーク・メッツの試合を見られない恐れがあるからだという」
メッツの熱烈なファン、キャスリーン・セリグさんは末期がんを患っているが、最もショックなのは開幕の延期により愛するメッツの試合が見られないからだというのだ。そこで一肌脱いだのが、18歳の孫娘アリー・ヘングレインさんだった。
ヘングレインさんはツイッターで呼びかけることを決断。記事では実際の投稿の文面を伝えている。