羽生結弦がカナダ公共放送に登場 「僕が今スケートをやり通す意味」と語った存在
ファンの期待に応える演技が「自分の人生にとっての使命だと思ってます」
「でも、それができない時はすごく悔しいし、すごく大変で。達成するためにはトレーニングもすごく積まなきゃいけないし……それも苦しいけど、その苦しさを乗り越えたら、きっとまた皆さんの期待に応えられる演技ができるかもしれないって思えるし、それが楽しいです。だから、自分にとって、自分の人生の使命だと思ってますし、その使命を最後までやり通したいと思います」
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日本語のみならず、英語でも回答した羽生。聞き手から「君は最高に完成されたスケーターです、技術的な能力、芸術性という点で」などと語りかけられると「僕はただスケートをしているだけですよ。リンクで皆に演技を披露することが好きなだけです」と笑い、謙虚に語った。「もちろんプレッシャーはとてつもない。だけど、プレッシャーは自分にとってエネルギーでもあります。そのエネルギーがスケートをする上で自分をより力強くしてくれます。実際、そのエネルギーを常に感じています」と話した。
昨年の全日本選手権2位となった後の心境も語り、はい上がった今の胸中については「自分のためにスケートをしたいですし、フィギュアスケートが自分にとって何なのかを示せたらと思います。自分の人生をフィギュアに捧げたいですし、それが自分にとっての使命ですね。自分はスケートのために生まれました」と明かした。10分間にわたった貴重なロングインタビュー。世界選手権こそ中止となり、モントリオールのリンクで雄姿を見せることは叶わなかったが、やはり注目度は開催地でも抜群だったようだ。
(THE ANSWER編集部)