羽生結弦がカナダ公共放送に登場 「僕が今スケートをやり通す意味」と語った存在
カナダ公共放送「CBC」は16日、公式サイトでフィギュアスケートの羽生結弦(ANA)の単独インタビュー動画を公開。日本の誇る五輪連覇王者は、10分間にわたって日本語に英語も織り交ぜ、フィギュアが好きである理由や自身を支えるファンに対する思いを明かしている。
「CBC」単独インタビューに登場、日本語&英語で現在の思いを語る
カナダ公共放送「CBC」は16日、公式サイトでフィギュアスケートの羽生結弦(ANA)の単独インタビュー動画を公開。日本の誇る五輪連覇王者は、10分間にわたって日本語に英語も織り交ぜ、フィギュアが好きである理由や自身を支えるファンに対する思いを明かしている。
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「CBC」公式サイトは「フィギュアスケートのスター、ユヅル・ハニュウは世界一になるための感動的な旅を共有した」のタイトルで動画を紹介。新型コロナウィルスの影響で中止となったが、モントリオールで予定されていた世界選手権に向けて行ったものを公開したようだ。
フィギュア界の盟主として思いを語った羽生。印象的だったのは競技に対する愛だ。「フィギュアスケートは1人で、大きなリンクで滑ることができて、皆さんがそれを見てくださる。それがすごく特別だなって思いますし、ほかの競技だったら、1人だけを見てくれるってことがあまりないかなと思います。あとは表現したいことを表現するということができないかなって思うんですよね。だから、フィギュアスケートはすごく特別だなと思うし、フィギュアスケートがすごく好きだなと思いますね」と話した。
その上でファンに対する思いも吐露。「いろんな方々が、僕の演技を見た時に勇気を感じたとか、何か幸せになったとか言ってくれて、それが自分にとってのスケートのモチベーションだと思ってますし、それが僕が今スケートを最後までやり通す意味になっているなって思います」。五輪連覇し、25歳となってなお、後押ししてくれる声援が第一線を走り続ける原動力になっているようだ。また、「皆さんの期待に応えようとすることがやっぱり楽しいです」とも語り、続けて羽生は熱い胸の内と明かした。